千葉茂樹監督が日本人として初めてマザーを取材。「貧しい人とともに生きるきびしい生活を選ぶのはなぜか」……。映画は疑問を投げかけながら、マザーと仲間たちの清貧な日々、多岐にわたる活動を、マザーの力強い言葉とともに記録する。公開時大反響を呼んだ名作。
マザーが初めて日本を訪れた1981年4月、その愛に満ちた7日間を映し出す。秒刻みともいえる日程をエネルギッシュにこなしながら、わずかな隙間を見つけては、最も貧しい人々に会いに行き、多くの日本人とふれあっていく。この来日は「神の愛の宣教者会」の修道院が日本にも開設されるきっかけに。
千葉茂樹監督による〔生誕100年〕特別記念作品。マザーが深くこころにとめ、3度も訪れた日本では、どのようにその精神が受け継がれているのか?彼女の後継者シスター・ニルマラ総長(当時)特別許可のもと、今も続く愛に満ちた活動に初めてカメラが向けられる。
TVプロデューサーだったペトリ姉妹が、コルカタ、レバノン、NYなど10カ国に及ぶマザーの活動に5年間同行し取材・撮影。1982年夏、戦禍渦巻く中東のベイルートで、マザーが周囲を説得して病院に取り残された子供達を救出しに向かう映像や、ハーバード大学でのスピーチなど貴重な記録が収められている。88年に日本公開され話題となった名作。
マザー・テレサが亡くなる前年に制作された愛と実践とインタビューの記録。宗教や人種を越えて世界中の人々に贈るメッセージを、時にユーモアを交えながら、迫力ある声と人間味あふれる笑顔で話すマザー。その存在感は、晩年であってもやはり圧倒的。1990年代につくられた希少な作品。
生前のマザー本人のインタビュー、そして1997年の盛大な国葬の模様が収録。そして、彼女を看取った修道女たちが語る死を間近にした彼女の最後の行動や言葉。観る者に“愛のひと”がこの世にいたことの奇跡を強く感じさせる。
1969年BBCで放送され、マザー・テレサのコルカタ(現在のカルカッタ)での活動に密着し、全世界にその全貌を知らしめた記念碑的なドキュメンタリー。最初は客観的な距離を保つインタビュアーだが、マザーの活動に感銘を受け、のちにカトリック教徒となっている。